パリ旅行でルーブル美術館と並んで外せないのが「ヴェルサイユ宮殿」です。
こちらも連日世界中から観光客が押し寄せるため、効率よく観光するには事前予約が必須となっています。
しかし、いざ予約しようとすると「公式サイトは外国語のみで分かりにくい」といった壁にぶつかる人が少なくありません。
本記事では、細かい時間指定ができる公式サイトでの予約手順と、外国語が不安な方向けの「Klook(クルック)」や「GetYourGuide(ゲットユアガイド)」を使った確実な予約方法を比較・解説します。
ご自身の優先順位(ピンポイントな時間か、タイパか)に合わせて、最適な予約ルートを選びましょう。
公式サイトとKlookの違い(メリット・デメリット)
| 項目 | 公式サイト | 旅行サイト(Klook・GetYourGuide等) |
| 価格(ハイシーズン:4月〜10月) | 35ユーロ | 日時や為替により大きく変動 |
| 価格(ローシーズン:11月〜3月) | 25ユーロ | 同上 |
| 時間指定 | 細かい枠で選択可能 | 大まかな枠で選択 |
| 言語 | 仏・英 | 完全日本語対応 |
| 難易度 | 外国語と海外決済の壁あり | 日本のサイトと同じ感覚 |
ルーブル美術館の予約では価格面で公式サイトが最安でしたが、ヴェルサイユ宮殿に関しては、ハイシーズン(4月〜10月)とローシーズン(11月〜3月)でベースとなる定価が異なります。
さらにKlook等旅行サイトを経由する場合、為替レートやキャンペーンのタイミングによって「公式サイトより安く買える逆転現象」が起きることもあれば、逆に高くなっていることもあります。
そのため、ご自身の行く日程が決まったら、まずは一度旅行サイトで現在の販売価格をチェックして比較してみるのがおすすめです(※筆者が手配した2026年2月時点の傾向です)。
ここで最大の決定打となるのが「時間指定の細かさ」です。
公式サイトは希望の時間をピンポイントで狙えますが、言語の壁があります。
一方Klookは完全日本語対応でストレスフリーですが、予約枠が2時間刻みや1時間刻みなどの大きな枠でしか予約できない仕様になっています。
筆者は今回、スケジュールの都合上どうしても「15:00」の枠を押さえたかったのですが、旅行サイトには該当する時間がなかったため、公式サイトから予約しました。
「どうしてもこの時間に入りたい」というピンポイントな希望がある方は公式サイト、時間に柔軟で言語の壁を避けたいなら旅行サイトがおすすめです。
【時間指定重視】公式サイトでの予約手順
細かい時間を指定したい方向けに、公式サイトでの予約手順を解説します。
※以下手順で使用している予約画面のキャプチャ画像は、全てヴェルサイユ宮殿公式サイトより引用しています。
チケットの予約
公式サイトへアクセスしチケットの種類を選択します。
離宮限定チケットなど複数の選択肢が表示されますが、初めて行く方の基本は一番上にある「PASSPORT」がおすすめです。 これがメインの宮殿・トリアノンの離宮・庭園のすべてに入れる一番定番のチケットになります。


日本在住の方が選ぶべきチケットは、年齢によって以下の3種類です。対象となるものの右側にあるプルダウンで必要枚数を選択してください。
- 18歳以上の大人 一番上の「Full rate(35ユーロ)」を選択します。
- 6歳〜17歳の子供 上から3番目の「Rate for youth and eligible visitors(15ユーロ)」を選択します。
- 5歳以下の幼児(無料) 下から2番目の「Children under 6 years old(0ユーロ)」を選択します。無料ですが人数分のチケット発券が必要です。
(※その他の「Reduced rate」や「Free admission」などは、ヨーロッパ在住者や特定の条件を満たす人向けの割引です。)

必要枚数選択を終えたら下の方の「Check out」をクリックします。
基本的には日本での通常の会員登録と同じような情報を入れていくのですが、「住所」の入力が少しややこしいので、後ほど解説します。

情報入力後「Confirm」をクリックします。
名前入力欄がフランス語で書かれていますが、「Nomが名字」「Prénomが名前」です。

情報入力後「Confirm」をクリックします。
Use a promotional code」というクーポンの入力欄が出ますが、一般向けのクーポンは基本的にないので、ここは何も入力せずにそのまま決済へ進んでOKです。

情報入力後「Pay by card」をクリックします。
購入が完了すると、以下のようなチケットのダウンロード画面が表示されます。

- スマホのウォレットに追加したい場合 「Add to your Mobile」のボタンをタップします。
- PDF形式で保存したい場合 右上の小さな「PDF」というボタンをクリックするとダウンロードできます。
- 紙でまとめて印刷したい場合 下部の「Print your tickets」をクリックすると、人数分のチケットが1つのPDFになってダウンロードされます。
会員登録の注意点
チケット予約手順のSTEP4にて会員登録がありましたが、「住所」の入力が少しややこしいので解説していきます。
住所
日本式の入力順序と異なるため、「〒160-0022 東京都新宿区新宿1丁目2番3号 トクビヨリマンション101号室」という架空の住所を想定して、具体的な入力内容を以下に記載します。
- Address:Tokubiyori-mansion #101, 1-2-3, Shinjuku
- Post code:160-0022
- City:Shinjuku-ku, Tokyo
- Country:Japan
外貨決済は「Revolut」や「Wise」がおすすめ!普通のクレカは損
公式サイトで安くチケットを確保しても、一般的なクレジットカードで決済すると2.2%〜3.6%の海外事務手数料が上乗せされ、旅行全体で数万円単位の損になる可能性があります。
海外決済の最適解として、以下の2つを使い分けるのがおすすめです。
① 平日のネット予約に強い「Revolut」
スマホですぐにバーチャルカードが発行でき、平日の決済なら為替手数料が無料です。

② 休日予約・現地決済の最適解「Wise」
Revolutは土日に決済すると1%の割増手数料がかかります。
「仕事休みの土日にまとめて予約したい」「旅行先で曜日や事前の両替を気にせず決済したい」という場合は、いつ決済しても手数料が一定のWiseが圧倒的にお得です。
現地での実店舗決済やATM利用には、Wiseのリアルカードが必須となります。
手元に届くまで1〜2週間かかるため、チケット予約を進めている今のタイミングで発行手続きを済ませておくのが確実です。

細かい時間指定にこだわらないなら「Klook」等での予約がおすすめ
「外国語のサイトで翻訳しながら進めるのは疲れる」「大まかな枠でも自分の旅程に合わせられる」という方は、まずはKlookやGetYourGuideでご自身の行く日程の価格をチェックするのが得策です。
前述の通り、各予約サイトの価格は為替や時期によって大きく変動します。
もし確認した時点で公式サイト(ハイシーズン35ユーロ / ローシーズン25ユーロ)と比べて「安くなっている」もしくは「同等の価格」であれば、迷わず予約してしまってOKです。
仮に数百円程度割高だったとしても、「変な日本語訳に悩まされない」「日本のクレジットカードやPayPay(※PayPayはKlookのみ)が確実に手軽に使える」という安心感を買えるメリットは非常に大きいです。
ルーブル美術館の時のように必ずしも「公式が最安」とは限らないからこそ、まずは予約サイトの価格を見て、条件に合えばそのままストレスフリーに準備を終わらせてしまうのが、最もタイパの良いおすすめの選択肢です。
まとめ
ヴェルサイユ宮殿の予約は、ご自身の「希望する時間帯」と「予約日の旅行サイトの価格」を天秤にかけて選ぶのが正解です。
- 公式サイト: 15:00など、ピンポイントで細かい入場時間を確保したい人向け。または、Klookの価格が公式定価よりも大幅に高く、手軽さのメリットを上回ってしまった場合。
- 旅行サイト: 大まかな枠でも問題ない人向け。まずはご自身の日程で価格をチェックし、公式と同等か安ければ、言語の壁なくサクッと決済できるこちらが圧倒的におすすめ。
ルーブル美術館のように「絶対に公式が最安」というわけではないからこそ、まずはKlookで価格と時間の枠を確認し、ご自身の旅程とタイパに合った方法を選んでください。
素晴らしいヴェルサイユ宮殿の豪華絢爛な体験を楽しんできてくださいね。
▼ヨーロッパ旅行に最適なeSIM徹底比較はこちら(関連記事)



コメント