我慢しない節約術6選|生活をお得にする習慣と仕組みを紹介

我慢しない節約術6選|生活をお得にする習慣と仕組みを紹介

「もっとお金を貯めたいけれど、節約ばかりの生活はしたくない」

そんなふうに思ったことはありませんか?

節約というと、外食を控えたり、欲しいものを我慢したり、毎日の出費を細かく記録したりするイメージがあるかもしれません。

もちろん、それも一つの方法です。

でも、お得に暮らすために、必ずしも我慢する必要はありません。

例えば、スマホの契約先を変える、ATM手数料が無料の銀行を使う、買い物の支払い方法を変える。

こうした小さな工夫だけでも、生活の満足度を下げずに支出を減らすことができます。

しかも、一度仕組みを整えてしまえば、毎日頑張る必要もありません。

今回は、筆者が実践していることも交えながら、誰でも始めやすい「生活をお得にする6つの習慣」を紹介します。

目次

1. 格安SIMを使う|スマホ代はもっと安くできる

毎月の固定費で、まず見直してほしいのがスマホ料金です。

スマホは生活に欠かせないものですが、だからといって毎月高い料金を支払う必要はありません。

筆者が基本的におすすめしているのは、楽天モバイルです。

楽天モバイルは料金が安く、使い放題も魅力

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、データ使用量に応じて料金が変わります。

月のデータ使用量月額料金(税込)
3GBまで1,078円
3GB超~20GB2,178円
20GB超3,278円

※各種割引適用前の通常料金。2026年10月時点。

特に魅力的なのが、月額3,278円でデータ通信を無制限に利用できる点です。

さらに、Rakuten Linkアプリを使えば、対象の国内通話も無料になります。

データ通信も通話もたくさん使いたい人にとって、かなりコストパフォーマンスの良いサービスです。

▶︎楽天モバイルの詳細を見る

ただし、楽天モバイルにも弱点があります。

それは、場所によっては電波がつながりにくいこと。

生活圏によって通信品質に差があるため、誰にでも楽天モバイルが最適とは限りません。

楽天モバイルが合わないならpovoもおすすめ

そんな人におすすめしたいのが、au回線を利用できるpovoです。

povoは基本料金が0円で、必要なデータ容量を購入する仕組みです。

例えば、次のようなトッピングがあります。

データ容量料金(税込)
3GB/30日990円
5GB/月(サブスク)1,380円
30GB/月(サブスク)2,780円
30GB/30日2,780円

※2026年10月時点。

以前のpovoは、必要なタイミングでデータを購入する使い方が中心でしたが、現在は毎月自動更新されるサブスクトッピングもあります。

そのため、一般的なスマホ料金プランに近い感覚でも利用できます。

データをあまり使わない人なら、楽天モバイルより安くなるケースもあります。

なお、基本料金0円の状態では高速データ通信を利用できず、180日間有料トッピングを購入しない場合などには、利用停止の対象になる点には要注意です。

▼povoに申し込む前にポイントサイト還元も確認

さらにお得にするなら「楽天株主優待×povo」

当ブログでは、さらにスマホ代を抑える方法として、楽天グループの株主優待とpovoを組み合わせる方法も紹介しています。

楽天グループの株主優待では、対象となる株主に楽天モバイルの音声+データ30GB/月の回線が提供されています。

この回線をデータ通信用として使い、povoで今までの電話番号を維持することで、毎月の通信費を大幅に減らせます。

条件がそろえば、月額基本料0円に近い運用も可能です。

ただし、株式の購入資金や株価変動リスクがあり、株主優待の内容や継続も保証されていません。また、povoの回線維持や通話などに費用が発生する場合もあります。

詳しい仕組みや注意点は、以下の記事で解説しています。

▼通信費を月30GBを月額ほぼ0円にする方法(関連記事)

2. ATM・振込手数料を払わない|銀行選びで時間も節約

皆さんは、ATMでお金を引き出すときに手数料を払っていませんか?

110円や220円程度だからと、気にしていない人もいるかもしれません。

でも、毎月220円の手数料を2回払っていれば、年間5,280円になります。

そして、実はお金以上にもったいないものがあります。

それは時間です。

ATMのために時間を作るのはもったいない

以前の筆者は、平日の特定の時間帯だけATM手数料が無料になる銀行を利用していました。

手数料を払いたくないので、わざわざ平日に時間を作って、決まったATMまでお金を引き出しに行っていたのです。

今思えば、本当にもったいないことをしていました。

ATM手数料を無料にするために、こちらが銀行の営業時間や場所に合わせて行動する。

そんなことをしなくても、今では便利な銀行がたくさんあります。

お金を引き出すためだけに、貴重な時間を使う必要はありません。

手数料無料の銀行を選べばOK

JREBANKのロゴ
出典:JRE BANK公式サイト

今から銀行を選ぶなら、ATM手数料や他行宛振込手数料の無料枠がある銀行がおすすめです。

例えば、以下の銀行です。

銀行主なメリット
SBI新生銀行対象コンビニATM出金が標準で月5回無料。優遇ステージによっては無制限
auじぶん銀行通常ステージでもATM出金が月2回、他行振込が月3回無料
楽天銀行会員ステージに応じてATM最大月7回、他行振込最大月3回無料
JRE BANK駅のVIEW ALTTEでの出金が回数無制限で無料
東京スター銀行ATM月8回、ネット他行振込月5回まで実質無料
ドコモSMTBネット銀行対象支店のアプリATM利用や、ことら送金などで手数料無料

※2026年10月時点。各銀行の無料回数には、利用条件・対象ATM・ステージなどによる違いがあります。

ちなみにJRE BANKは、楽天銀行の銀行サービスを利用するJR東日本のブランドです。

また、ドコモSMTBネット銀行は、2026年8月に住信SBIネット銀行から名称変更した銀行です。

筆者は東京スター銀行をメインバンクとして利用し、サブでは主にJRE BANKを使っています。

東京スター銀行は、コンビニATMなどで出金できるうえ、条件を満たせば月8回まで手数料が実質無料になるのが魅力です。

ただし、利用時に一度支払った手数料が後日キャッシュバックされる方式であり、預金平均残高などの条件もあります。

JRE BANKは、駅を利用する機会が多い人に便利です。

これらの銀行を活用すれば、わざわざ無料のATMを探したり、平日の昼間に銀行へ行ったりする必要が減ります。

節約だけでなく、時間の節約にもなる。

銀行選びでは、この視点も大切にしたいところです。

▼東京スター銀行がおすすめ理由(関連記事)

▼JRE BANKがおすすめな理由(関連記事)

複数の銀行を使うならAirウォレットもおすすめ

ここまで手数料無料の銀行を紹介しましたが、実はもう一つ便利なサービスがあります。

それが、Airウォレット(エアウォレット)です。

Airウォレットは、リクルートと三菱UFJ銀行の合弁会社が運営する、無料の送金アプリです。

最大の魅力は、自分名義の対応銀行口座間で、手数料をかけずにお金を移動できること。

例えば、給与の受取口座と普段使いの銀行口座を分けている場合、銀行振込を利用すると手数料がかかったり、毎月の無料回数を消費したりすることがあります。

しかし、Airウォレットなら、対応する銀行口座を登録しておくことで、次のようにお金を移動できます。

  1. 銀行AからAirウォレットのCOIN+残高にチャージする
  2. COIN+残高から銀行Bに出金する
  3. 銀行Aから銀行Bへのお金の移動が完了する

チャージも出金も手数料は0円。 銀行側の他行振込無料枠を使う必要もありません。

楽天銀行、auじぶん銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行など、さまざまな銀行に対応しています。

また、対応銀行への10万円以下の出金なら、即時反映される場合もあります。

ただし、通常の出金では時間がかかる場合があり、銀行やメンテナンス状況によっても異なります。急ぎの資金移動には注意してください。

さらに、本人確認や対応銀行口座の登録が必要で、チャージ・出金には利用限度額があります。

すべての銀行に対応しているわけではないので、利用前に対応金融機関を確認しましょう。

メインバンクとサブバンクを使い分けている人には、特に便利なサービスです。

銀行を一つにまとめる必要はありません。それぞれの銀行のメリットを活かしながら、お金を無料で移動できればいいのです。

ATMに行く時間も、振込手数料も減らす。

これも、お金と時間を無駄にしないための習慣の一つです。

▼Airウォレットについてこちらの記事でも触れています(関連記事)

▶︎Airウォレット公式サイトはこちら

3. できるだけ現金以外で支払う|普段の買い物でもポイントを獲得

まだ現金を中心に支払っている人は、できるだけキャッシュレス決済に切り替えてみましょう。

理由はシンプルです。

現金払いでは基本的にポイントが付かない一方、キャッシュレス決済なら普段の支払いで還元を受けられるからです。

例えば、1%還元の決済方法を使った場合を考えてみます。

年間の支払額1%還元で得られるポイント
30万円3,000円相当
60万円6,000円相当
100万円10,000円相当
150万円15,000円相当

年間100万円を使う人なら、同じ支出でも1万円相当の差になります。

一度支払い方法を変えるだけで、この還元を毎年受けられると考えると、決して小さくありません。

クレジットカードでなくてもOK

「クレジットカードは使いすぎが怖い」

そんな人もいると思います。

でも、無理にクレジットカードを作る必要はありません。

PayPayや楽天ペイなどのQRコード決済でも、利用条件に応じたポイント還元を受けられます。

還元率はサービスや条件によって異なり、必ず1%還元されるわけではありません。

大切なのは、いきなり高還元率を追求することではなく、まずは現金以外の支払いを習慣にすること。

それだけでも、お得な生活への第一歩になります。

キャッシュレス決済はタイパも優秀

キャッシュレス決済には、ポイント還元以外にもメリットがあります。

  • 小銭を数える必要がない
  • ATMで現金を引き出す回数が減る
  • 財布の中の現金を気にしなくていい
  • 利用履歴をアプリなどで確認できる

もちろん、現金限定のお店や現金払いの方が安いケースでは、無理にキャッシュレスにこだわる必要はありません。

また、ポイント目的で余計な買い物をしては意味がありません。

同じものを同じ価格で買うなら、還元がある支払い方法を選ぶ。

まずは、そのくらいの考え方で十分です。

4. ポイントサイトを使う|申し込み前のひと手間で大きな差に

クレジットカードを発行するとき、銀行や証券口座を開設するとき、旅行を予約するとき。

公式サイトからそのまま申し込んでいませんか?

もちろん、それ自体が悪いわけではありません。

ただ、ポイントサイトを経由するだけで、数百円から数万円相当のポイントを獲得できることがあります。

例えば、次のようなサービスです。

  • クレジットカードの新規発行
  • 銀行口座・証券口座の開設
  • ネットショッピング
  • ホテル・旅行予約
  • 暗号資産取引所の口座開設

これらは、ポイントサイトの対象になることが多いジャンルです。

大切なのは、ポイントを獲得するために新しいサービスへ申し込むことではありません。

もともと申し込む予定だったサービスを、ポイントサイト経由に変えることです。

毎日コツコツ貯める必要はない

ポイントサイトと聞くと、毎日アンケートに回答したり、広告を見たり、ゲームでポイントを貯めたりするイメージがあるかもしれません。

もちろん、それが楽しいなら問題ありません。

ただ、筆者は時間効率の面から、あまりおすすめしていません。

数円分のポイントを貯めるために毎日何分も使うより、もともと予定していた買い物や申し込みの前に一度だけ確認する。

こちらの方が、少ない労力で大きな還元を受けられる可能性があります。

詳しくは以下の記事で紹介しています。

ポイントサイトごとに還元額は違う

さらに知っておきたいのが、同じ案件でもポイントサイトによって還元額が異なることです。

例えば、Aサイトでは10,000円相当、Bサイトでは15,000円相当の還元を受けられることもあります。

同じ条件で申し込めるなら、5,000円も多くもらえるBサイトを選びたいですよね。

そこで当ブログでは、主要5つのポイントサイトの還元額をまとめて比較できる「ポイントサイト最高額」を公開しています。

案件名を検索するだけで、現在の還元額を比較でき、過去の還元額の推移も確認できます。

▶︎ポイントサイト最高額|主要サイトの還元額を無料で比較する

ポイントサイトを使うときは、ぜひ活用してみてください。

なお、ポイントの獲得条件や対象外条件は案件ごとに異なります。申し込む前に必ず確認しましょう。

5. サブスクはプリペイドカードで管理する|無意識の支払いを防ぐ

動画配信サービス、音楽配信、アプリ、クラウドストレージなど、最近はサブスクリプションサービスが増えています。

便利なサービスですが、一つだけ気をつけたいことがあります。

それは、使っていなくても毎月自動でお金が引き落とされること。

例えば、月額980円のサービスを使わないまま1年間契約していると、11,760円を支払うことになります。

一つひとつは少額でも、複数のサービスを契約していれば、意外と大きな金額になります。

あえて自動で支払わない仕組みを作る

そこでおすすめしたいのが、ANA Payなどのサブスクの支払いにプリペイドカードを活用する方法です。

一般的なクレジットカードは、解約しない限り毎月の料金が自動で請求されます。

一方、プリペイドカードは事前にチャージした残高から支払う仕組みです。

自動チャージをオフにして、使う分だけ入金するようにすれば、定期的に残高や利用状況を確認するきっかけになります。

例えば、月額1,000円のサブスクなら、必要な分だけチャージして管理する。

チャージするタイミングで、

「このサービス、今月も本当に使うかな?」

と一度立ち止まって考えられます。

使っているなら、そのまま継続すればOK。

使っていないなら、更新前に解約すればいいのです。

毎月自動で支払う仕組みを当たり前にしないことで、無意識の支出を減らしやすくなります。

6. NISAを始める|節約から資産形成へ

最後に紹介したいのが、NISAを活用した資産形成です。

「生活をお得にする習慣なのに、投資でお金を使うの?」

と思うかもしれません。

確かに、投資を始めれば手元の現金は減ります。

でも、買い物などでお金を使うことと、投資でお金を使うことは意味が違います。

投資は単なる消費ではなく、将来のために資産を購入する行動だからです。

お金を使うことへの考え方が変わる

例えば、欲しいものを10,000円で買えば、手元の現金は10,000円減ります。

一方、投資信託を10,000円購入すれば、現金は減りますが、その代わりに10,000円分の投資信託を保有することになります。

もちろん、投資信託の価格は日々変動するため、必ず10,000円の価値が維持されるわけではありません。

それでも、消費だけでなく資産を買うという体験は、お金に対する考え方を変えるきっかけになります。

筆者自身も、投資をするようになってから、お金の使い方を以前より意識するようになりました。

例えば、何かを買おうとしたときに、

「この買い物は本当に必要だろうか?」

「このお金を投資に回すという選択肢もあるな」

と考えるようになります。

投資したお金が増えれば、もっと投資に回したいと思うこともあります。

もちろん、すべての人が同じように感じるとは限りません。

それでも、節約したお金の使い道として、資産形成という選択肢を持つことは大切だと思っています。

最初はオルカンやS&P500の投資信託でOK

これから投資を始める人なら、NISAを利用して低コストのインデックスファンドを積み立てる方法がおすすめです。

例えば、以下のような投資信託があります。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、通称オルカン
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

オルカンは日本を含む世界中の株式に分散投資でき、S&P500は米国の主要企業約500社への投資を目指す商品です。

どちらも長期的な資産形成の候補ですが、株式市場の下落によって元本割れする可能性があります。

NISAは投資で得られた対象利益が非課税になる制度ですが、損失を防いでくれる制度ではありません。

まずは生活に必要なお金や、急な出費に備えるための預金を確保することが大切です。

そのうえで、長期間使う予定のないお金を少しずつ積み立てていきましょう。

月1,000円程度の少額からでも、投資を始める意味はあると思います。

無理に生活費を削って投資する必要はありません。

ここまで紹介した習慣で浮いたお金の一部を、将来のために回してみてはいかがでしょうか。

まとめ|頑張らなくてもお得になる仕組みを作ろう

今回は、生活をお得にする6つの習慣を紹介しました。

習慣期待できるメリット
1. 格安SIMを使う毎月の固定費を削減
2. 手数料無料の銀行を使うATM・振込手数料と時間を節約
3. 現金以外で支払う普段の買い物でポイント還元
4. ポイントサイトを使う買い物や申込みでポイントを獲得
5. サブスクをプリペイドカードで管理する無意識の継続課金を見直す
6. NISAを始める節約したお金を資産形成へつなげる

こうして見ると、どれも難しいことではありません。

最初に少しだけ手間がかかるものもありますが、一度仕組みを整えれば、その後は大きな努力をせずに続けられるものばかりです。

そして何より大切なのは、節約すること自体を目的にしないこと。

お金を貯めるために、旅行を諦めたり、趣味を我慢したり、日々の楽しみを減らしたりする必要はありません。

本当にやりたいことにお金を使うために、無駄な支出を減らす。

自分の時間を大切にするために、面倒な手間を減らす。

そして、浮いたお金の一部を将来の資産形成につなげる。

こうした習慣を少しずつ取り入れることで、無理なく、お得な暮らしに近づけるはずです。

まずは、今回紹介した6つの中から、まだ実践していないものを一つ選んでみてください。

少しの工夫で、暮らしをもっとお得に、もっと楽しく。

これからもトクビヨリでは、そんな暮らしに役立つ情報を紹介していきます。

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