2025年11月19日、ポイ活界隈に激震が走るVポイントPayの素晴らしい仕様変更がありました。
これによって、今まで「少し使いづらい」と敬遠していた方も、多くのお得ルート(チャージルート)に組み込むことが可能となり、利用するユーザーが続々と増えています。
今まで、同様のプリペイドカードとして「ANA Pay」が人気ですが、ANA Payにはリアルカード(物理カード)としての利用ができないというデメリットがありました。、実店舗で使えないシーンが少なからずありました。
「リアルカードで払えるプリペイドカードがあればいいのに……」
そう思っていた方に朗報です。VポイントPayであればリアルカードで支払う裏ワザが存在します。これにより汎用性が劇的に高まります。
本記事では、激アツな仕様変更の解説と、VポイントPayを実店舗でリアルカードとして使い倒す具体的な方法を紹介します。
VポイントPayと2025年11月の神アップデート

まずは、今回の主役である「VポイントPay」と、界隈を賑わせている仕様変更についておさらいしましょう。
VポイントPayとは
VポイントPay(VポイントPayアプリ)は、三井住友カードが提供するスマートフォン向け決済アプリです。
アプリ内で発行される「バーチャルプリペイドカード」にチャージをすることで、Visaの加盟店(ネットショッピングやApple Pay/Google Pay対応店舗)で利用できます。
貯まったVポイントを1ポイント=1円として支払いに充てられるのが最大の特徴です。
仕様変更の内容:ここが変わった!
2025年11月19日に行われた変更点は大きく以下の2点です。
- 他社クレカチャージの手数料が無料に
これまで三井住友カード発行以外のクレジットカードからチャージする場合、一回あたり204円の手数料がかかっていました。これが完全無料になりました。 - 還元タイミングの変更(0% / 0.5%)
これまで「チャージ時0.25%+決済時0.25%」だった還元が、**「チャージ時0%+決済時0.5%」**に変更されました。
なぜこれが「追い風」なのか?
どちらの変更も、高還元チャージルートに組み込む上で強力なメリットとなります。
特に「他社クレカからのチャージ無料」は革命的です。これにより、三井住友カード以外の高還元カードや、キャンペーン中のカードからコストゼロで資金を移動できるようになりました。
また、決済時の還元率が0.5%に一本化されたことで、「チャージして終わり」ではなく「実際に使う」ことへのメリットが増しています。
チャージルートのおさらい
ポイ活における「チャージルート」とは、高還元のクレジットカードやデビットカードを原資とし、複数のプリペイドカード等を経由(チャージ)するごとにポイント還元を受け、還元率を二重・三重取りする手法です。
最終的に、中継したプリペイドカード自体や、交通系IC・楽天Payなどで支払うことで、クレジットカード単体の還元率に0.5%〜1.5%ほど上乗せして還元を受け取ることが可能になります。
筆者がおすすめしているチャージルート

しかし、このルートには「出口(決済方法)」の問題がありました。
中継カードの多くはリアルカードが発行不可であったり、発行に手数料がかかったりします。Apple PayやGoogle Payが使えないお店では、せっかくの残高が使えないという「使いにくさ」があったのです。
そこで登場するのが、VポイントPayを完全無料でリアルカード化する裏ワザです。
VポイントPayをカードで支払う方法
結論から言うとOlive(オリーブ)フレキシブルペイの「ポイント払いモード」を利用します。
「え、Oliveって銀行のカードじゃないの?」と思われた方のために、まずはOliveについて解説します。
Olive(オリーブ)とは
Oliveは、三井住友フィナンシャルグループが提供する、モバイル総合金融サービスです。 専用のリアルカード「Oliveフレキシブルペイ」は、1枚のカードで以下の4つの機能を持っています。
- キャッシュカード
- クレジットカード
- デビットカード
- ポイント払いモード
アプリ上で「支払いモード」を切り替えることで、カードの役割を瞬時に変更できるのが特徴です。
今回の使い方のポイント
通常、クレジットモードやデビットモードの引き落とし先は「三井住友銀行口座」に限定されるため、oliveフレキシブルペイはポイ活ユーザーにとっては少し使いにくさがありました。
しかし、今回利用する「ポイント払いモード」は違います。
「ポイント払いモード」という名称から、単に保有しているVポイントから支払われるだけのように思えますが、実はVポイントPayアプリの残高から優先して支払われる仕様になっています。
つまり、この仕様を活用することで、 「VポイントPayアプリにチャージした残高」を、「物理カードであるOliveフレキシブルペイ」を通して決済する ことが可能になるのです。
これにより、Apple Pay等が使えないお店でも、Visaカードが使えるお店ならどこでもVポイントPay残高(=高還元ルートでチャージした残高)で支払うことができます。
具体的な設定手順
それでは、実際にVポイントPayをOliveの物理カードで使うための設定手順を解説します。
① Oliveアカウントを開設し、フレキシブルペイを発行
まずはOliveのアカウントを開設し、リアルカードを手に入れましょう。既に持っている方はスキップしてください。
Tips: 口座開設はポイントサイト経由がお得
Oliveの開設は、公式サイトから直接申し込むと損です。ハピタス等のポイントサイトを経由するだけで、通常のキャンペーンポイントに加えて時期にもよりますが数千円〜数万円相当のポイントを獲得可能です。
ハピタスについてはこちらの記事について詳しく解説しています。
▶︎ ハピタスに会員登録して特典を確認する
② VポイントPayアプリをインストール・登録
アプリをダウンロードし、会員登録を済ませます。既に利用中の方はそのままでOKです。
③ 三井住友銀行アプリを開き「モード選択」へ
三井住友銀行アプリを起動し、ホーム画面にあるOliveの「モード選択」部分をタップします。

④ 「VポイントPayアプリ」を連携する
モード選択画面の「ポイント払いモード」のタブ、または設定メニューから「VポイントPayアプリを連携する」を選択し、指示に従って連携を完了させます。

⑤ 支払いモードを「ポイント払いモード」に設定
連携が完了したら、支払いモードを「ポイント払いモード」に切り替えます。これで設定は完了です。

お店で支払う際は、店員さんに「Visaのタッチで」または「カード(クレジット)で」と伝え、Oliveの物理カードを出せばOK。自動的にVポイントPay残高から支払われます。
注意点: iD払いはポイント払いモード非対応
OliveフレキシブルペイでiD払いをするとどの支払いモードを選んでいても、自動的に「デビットモード」での支払いとなり、三井住友銀行の口座残高が使用されてしまいます。そのため、今回のように「ポイント払いモード」で支払いたい場合は、iD払いではなくクレジットカード決済をしましょう。
VポイントPayへのチャージ方法
上記の設定が完了すると、三井住友銀行アプリのホーム画面でもVポイントPay残高が確認できるようになります。
高還元ルートを通した具体的なチャージ方法については、以下の記事で画像付きで詳しく解説しています。まだチャージ方法が確立できていない方は、ぜひ合わせてご覧ください。

まとめ
2025年11月の仕様変更により、VポイントPayは「チャージ手数料無料」「決済時0.5%還元」という強力な武器を手に入れました。
さらに、Oliveフレキシブルペイの「ポイント払いモード」を組み合わせることで、実質的なリアルカード決済が可能になります。
- 高還元クレカからチャージ(手数料無料)
- Olive物理カードで決済(場所を選ばず使える)
- 決済時にさらに0.5%還元
この「死角なし」の最強ルート、ぜひあなたのポイ活にも取り入れてみてください。


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