当ブログのクレジットカード評価は、公平性と実用性を重視した独自の「トクビヨリレーティング」に基づいています。
トクビヨリレーティングの読み方に関する注意点
当ブログでご紹介しているクレジットカードは、すべて何かしらの理由でおすすめできる優秀なカードです。そのため、「総合力」が低いからといっておすすめできないカードではありません。
ぜひ、総合力だけでなく、各項目の「特化性」や「汎用性」、「付帯サービス」の点数を見極め、あなたのライフスタイルに合うカードを見つけ出しましょう!
総合力の定義
当ブログのクレジットカード評価の総合力は、この後解説する以下の5つの評価項目の平均値を算出して決定しています。
クレジットカードごとの僅かな差をお伝えできるよう、総合力は小数点第一位まで表示します。
- 総合力算出項目: 年会費、一般還元率、汎用性、特化性、付帯サービス
- 現在の最高点: 2025年12月現在、三井住友カードゴールド(NL)の4.4点となっています。
最高で4.4点って辛口すぎない…?と感じる方もいらっしゃるかと思います。しかし、当ブログでは、「1枚で全てを網羅できるカードは存在しない」という前提で評価を行っています。
最高の1枚から手軽に始めるか、究極の満点を目指して最強の組み合わせを追求するか。どちらもカード選びの醍醐味です。ぜひ、あなたにとって最もお得で、最も楽しいカード戦略を見つけていきましょう!
5つの個別評価項目(5段階評価:5が最高)
年会費
| レーティング | 基準 |
|---|---|
| 完全無料 | |
| 条件を一度達成することで永年無料 | |
| 条件を毎年達成して年会費無料、または年会費5,000円未満 | |
| 年会費30,000円未満 | |
| 年会費30,000円以上 |
「年会費」は、数値で明確に判断できる機械的な基準で評価します。
年会費が無料となる条件の難易度によっても評価に差は出ますが、基本的には年会費が安ければ安いほど好評価となります。
一般還元率
| レーティング | 基準 |
|---|---|
| 条件なしで1.5%以上 | |
| 条件なしで1.1~1.5%未満 or 条件達成で1.5%以上 | |
| 1.0% | |
| 0.5%以上 | |
| 0.5%未満 |
「一般還元率」についても、数値で判断できる機械的な基準で評価します。
当ブログが「基礎還元率」ではなく「一般還元率」を採用しているのは、達成することで実現できる、決済先を問わない現実的な還元率を評価指標とすべきだと考えているためです。この考え方が、クレジットカード選定において基礎還元率よりも重要だと判断しました。
なお、「基礎還元率」と「一般還元率」の違いは以下の具体例をご覧ください。
- 三井住友カードゴールド(NL)のケース
「基礎」還元率:0.5%
「一般」還元率:1.5% (年間100万円決済達成時) - PayPayカードのケース
「基礎」還元率:1.0%
「一般」還元率:1.5% (PayPayステップ達成)
汎用性
「汎用性」は当ブログ独自の主観指標です。
証券口座のクレカ積立対応、各種チャージ(交通系ICなど)への対応、カード現物の有無やタッチ決済への対応など、幅広いシーンでの利用しやすさや機能性を総合的に判断します。
「クレジットカード1枚でできる限りお得になりたい!」という方は、この指標が高いカードを選定することをおすすめします。
- 評価観点: クレカ積立、チャージ性能、決済手段の多様性(現物・タッチ決済など)
特化性
「特化性」も当ブログ独自の主観指標です。
特定の利用先で得られる還元率の高さと、その店舗が多くの人にとって「よく使う場所」であるかを総合的に判断します。
「クレジットカードを複数枚持ちして適材適所で最高のお得を手に入れたい!」という方は、この指標が高いカードを選定することをおすすめします。
- 評価観点: 還元率の高さ、利用先の一般性・頻度
付帯サービス
「付帯サービス」も当ブログ独自の主観指標です。
空港ラウンジやグルメ優待、ホテル優待、付帯保険、クレカ積み立てポイント還元、保有しているだけでポイントがもらえる特典など、付帯サービスの豪華さと使いやすさを総合的に判断します。
「クレジットカードの特典で特別体験をしたい!」という方は、この指標が高いカードを選定することをおすすめします。
- 評価観点: サービスの質、利用層の広さ、手軽さ
さあ、最高のカード探しを始めましょう!
「トクビヨリレーティング」のすべての基準解説を最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この基準を理解いただけたことで、あなたはもう、カードの総合点に惑わされることはありません。各カードの評価の裏側にある意味を理解し、「あなたにとっての最適解」を自信を持って見つけ出せるはずです。
この基準を味方につけて、ぜひレビュー記事に戻ってください。最高のカードを見つける旅を一緒に楽しみましょう!
