「29歳以下なら作らないと損」 「維持費ゼロで持てるゴールドカード」
巷でそう持て囃されている「dカード GOLD U」。
確かにスペック表を並べれば、客観的に見て破格の性能であることは間違いありません。特にahamoユーザーやこれから資産形成を始める若年層にとっては、最適解の一つでしょう。
しかし、私はこのカードをダウングレード(ノーマルカード化)することに決めました。
理由はシンプルで、ドコモ経済圏特有の「囲い込み」と、私が現在進めている「決済修行」の相性が悪くなったからです。
dカード GOLD Uの数字上のメリットを冷静に評価しつつ、なぜ私がお得活の視点で「手放す」という判断に至ったのか、その理由を解説します。
dカード GOLD Uの特徴:コスパは魅力的

まず、スペックを整理していきます。
特徴①:発行できるのは29歳まで
申込対象は「満18歳以上(高校生を除く)から満29歳まで」。
若年層向けに特典が大幅に強化されており、まさに20代の特権と言える一枚です。
特徴②:簡単な条件で年会費が無料になる
通常のゴールドカードは本家dカード含めて1万円以上の年会費がかかるのが一般的ですが、dカード GOLD Uは3,300円であり、さらに条件を満たすことで「実質無料」で維持可能です。そのハードルは驚くほど低いです。
以下のいずれかを達成で実質年会費無料となります。
- 満22歳以下
- 年間のご利用金額が30万円以上
- ドコモの特定のプラン※を契約しておりdカード GOLD Uで支払う(初年度のみ実質無料)
※ドコモ MAX/ドコモ ポイ活 MAX/ドコモ ポイ活 20 /eximo /eximo ポイ活/ahamo
22歳以下なら無条件。
23歳以上でも、年間30万円(月平均2.5万円)の利用があれば無料になります。
公共料金やスマホ代の支払いをまとめるだけで達成できるレベルなので、実質的に「年会費無料のゴールドカード」として運用できます。
③のドコモの特定のプランの契約・支払いでも年会費無料にすることはできますが、初年度のみのためお得度は少ないかもしれません。
dカード GOLD Uの年会費無料のは、条件達成し次年度の更新時に前年度に支払った3,300円を減算する仕組みであるため、契約時に一度支払いが必要な点は注意が必要です。
詳細は公式サイトをご参照ください。
特徴③:本家ゴールドに肉薄する性能
「年会費が安いからスペックも低い」わけではありません。
通常の「dカード GOLD(年会費11,000円)」と比較すると、そのコストパフォーマンスの高さが分かります。
| 項目 | dカード GOLD U | dカード GOLD |
| 年会費 | 条件付き無料(3,300円) | 11,000円 |
| ドコモサービス還元 ※ | 5% | 10% |
| 基本還元率 | 1.0% | 1.0% |
| マネックスNISA | 1.1% | 1.1% |
| ケータイ補償 | 最大10万円 | 最大12万円 |
| お買物あんしん保険 | 年間最大100万円 | 年間最大300万円 |
| 旅行保険 | 海外旅行:最大2,000万円 | 海外旅行:最大1億円 |
| 空港ラウンジ | 利用可 | 利用可 |
| ahamo特典 | +5GB/月 | +5GB/月 |
※ドコモ利用料金やドコモ光など(詳細は公式サイトをご参照ください)
表を見れば明らかですが、保険関連を除くとほとんどの主要スペックが本家と同等です。
特徴④:ドコモ経済圏での「火力」
特徴③でも少し触れましたが、ドコモ経済圏での還元率やお得度が非常に高いです。
ドコモサービスで高還元:ドコモケータイ/ドコモ光が5%、ドコモでんきが6~10%、ドコモポイ活MAXプランが11%還元
ahamoデータ増量(+5GB): 持っているだけで毎月のギガが増えます。追加データ購入(1GB 550円)換算で、月2,750円相当の価値です。
マネックス証券 NISA積立(1.1%): 一般カードは〜5万円が1.1%ですが、こちらは本家ゴールドと同じ高還元率が適用されます。(マネックス証券の還元率詳細はこちら)
筆者がダウングレードを決めた理由
これだけ優秀なスペックでありながら、なぜ私がダウングレード(一般カード化)を選んだのか。
理由は極めてシンプルで、「ドコモ経済圏への依存をなくしたい」ことと、「他カードの決済修行を優先したい」からです。
理由①:ドコモ経済圏に縛られたくない
ドコモ回線やahamo、ドコモ関連のインフラを使い続ける前提なら間違いなくお得なカードです。
それは百も承知ですが、筆者は「特定の経済圏に縛られる」こと自体があまり好きではありません。
スマホのプランや日々の決済手段を「dカードがお得だから」という理由でドコモに固定されてしまうのが窮屈でした。
常にその時々で一番身軽に、他社の回線や新しいキャンペーンへ乗り換えられる「自由」を優先した結果です。
理由②:他に「決済修行」を優先したいカードがある
現在、筆者には年間利用額の達成(決済修行)をしたいカード渋滞しています。
- 三井住友カード ゴールド(NL): 修行達成で翌年以降永年無料、SBI証券積立での高還元
- ANA JCB CARD FIRST: 修行達成で5,000マイル獲得
- アメックスゴールドプリファード:修行達成で高級ホテルへ1泊無料へ宿泊
限られた年間の決済額を、ドコモへの縛り維持に使うより、将来の旅行やより大きなリターンに繋がる「攻めの決済」に全振りしたい。
これがダウングレードの決定打です。
それでも「dカード GOLD U」を作るべき人
私が手放すからといって、カードの性能自体を否定するわけではありません。
むしろ、筆者のような「決済修行マニア」でない限り、以下の条件に合う人には最適解になり得ます。
① 年齢で年会費を無料にできる人(U22)
22歳以下なら無条件で無料です。
持ち続けるデメリットが一切ないので、権利があるうちに作っておくべきです。
② ahamoユーザーかつ、他経済圏に興味がない人
ahamoの+5GB特典は強力です。 年間60GBがタダで貰える計算になるので、ahamo回線を使うなら、このカードは「SIMの一部」と考えるべきでしょう。
③ これからNISAを始める人(20代)
NISAクレカ積立1.1%還元は業界最高水準です。
SBI証券×三井住友カードゴールドは前年度に100万円修行を達成してやっと1.0%なので、実はdカードゴールドU×マネックス証券の方が、初期の資産形成においては優秀です。
NISA口座ではノーマルカードと比較して明確にお得ですが、課税口座の場合はノーマルカードと同じ還元率であることには注意が必要です。
他にもおすすめなクレジットカード
「ドコモの縛りから抜け出したい」「年間30万円以上使える」という方には、筆者が使い倒している以下のカードもおすすめです。
汎用性重視:三井住友カード ゴールド(NL)
年間100万円利用で永年無料。一度達成すれば、翌年以降は「利用額の縛り」から解放されます。
dカードゴールドU×マネックス証券よりもSBI証券×三井住友カードゴールドの方が、NISA積立の還元率は少しだけ落ちますが、修行達成で1.0%還元を受けられるので十分強力です。
その他にも対象店舗で高還元など汎用性が抜群です。

マイル重視:ANA JCB CARD FIRST
ポイントを貯めるより、マイルでドカンと旅行に行きたいならこちら。
こちらもdカード GOLD Uろ同じく29歳以下だけ発行できる若者向けのカードです。
dカード GOLD Uもラウンジは使えますが、マイルで特典航空券を取って飛行機代を浮かせるのも非常にお得です。
マイルを貯めて旅行に行く楽しみは、節約以上の価値があります。

旅行万能:アメックスゴールドプリファード
こちらは少し高めの年会費がかかるため少し人を選ぶかもしれません。
しかしながら、決済修行を達成すると年会費以上の高級ホテルステイを獲得できたり、ANAマイルを貯めやすかったりと旅行好きへの総合力が抜群です。

まとめ
dカード GOLD Uは「20代特化のスペックおばけ」ですが、その恩恵を受けるにはドコモ経済圏へのコミットが必要です。
私はその「囲い込み」よりも、決済の自由度とマイル等の体験価値を選びました。
自分のスタンスに合わせて、発行・卒業を選んでみてください。
少しの工夫で入会ポイントを2重取り!
現在、このカードは「ハピタス」を経由するだけで、公式特典+αの数千〜数万ポイントが上乗せでもらえます。直接申し込むと、この上乗せ分を損してしまいます。
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