ローマ観光のシンボルであり、世界中から観光客が集まる「コロッセオ」。
入場には事前予約が必須となっており、そのチケット争奪戦はローマ屈指の激しさです。
本記事では、基本となる「公式サイト」での予約手順に加え、公式サイトが完売していた場合の代替案として「Klook(クルック)」や「GetYourGuide(ゲットユアガイド)」を使った手配方法を比較・解説します。
ご自身の状況に合わせて最適なルートを選ぶのがおすすめです。
公式サイトと旅行サイトの違い(メリット・デメリット)
| 項目 | 公式サイト | 旅行サイト(Klook・GetYourGuide) |
| 価格 | 最安(定価18ユーロ〜) | 数百円〜数千円割高 |
| 在庫状況 | 30日前の解放直後に完売しやすい | 公式完売後でも在庫が残っている場合あり |
| 言語 | 英語・イタリア語 | 日本語対応 |
| 難易度 | 外国語、ブラウザエラー、争奪戦の壁あり | 日本のサイトと同じ感覚で手軽に買える |
価格面では圧倒的に公式サイトが安いため、まずは公式サイトの空き状況を確認するのが基本ルートになります。
コロッセオの公式予約は「30日前」からの激しい争奪戦
公式サイトのチケットは2026年現在、入場日の「30日前」から販売が開始されます。
定価で買える唯一のルートということもあり、世界中からアクセスが殺到します。
「30日前」という直前の解放となるため、人気の時間帯は一瞬で完売するケースが後を絶ちません。
実際に筆者も、訪問希望日の30日前に公式サイトから予約を試みましたが、見事に希望日時のチケットはすべて売り切れという過酷な現実を突きつけられました。
ローマ旅行の予定が決まったら、1日でも早く公式サイトの空き状況を確認するのが鉄則です。
【価格重視】公式サイトでの予約手順とエラー対策
最も安く購入可能な公式サイトでの予約手順です。
※以下手順で使用している予約画面のキャプチャ画像は、全てコロッセオ公式チケットサイトより引用しています。
チケットの予約
次の画面で、具体的なチケットの種類を選択します。
画像が複数並んでいますが、一般的な観光が目的の場合は以下の2パターンのどちらかを選ぶのが基本となります。
- 基本チケット(24H – COLOSSEUM, ROMAN FORUM, PALATINE) 18ユーロ(予約手数料込)。
コロッセオの一般エリア(1階・2階)と、隣接するフォロ・ロマーノ等に入場できる最もスタンダードなチケットです。王道のルートを見学できれば十分という方におすすめです。 - 特別エリア付き(FULL EXPERIENCE各種) 24ユーロ(予約手数料込)。
基本チケットの範囲に加え、「アリーナ(闘技場のステージ)」や「地下エリア」など通常入れない場所にも入場できる上位チケットです。
※その他のチケットは「フォロ・ロマーノ専用でコロッセオ内部には入場できない」「アリーナ部分しか見学できない」といった特殊な用途向けです。通常のコロッセオ観光においては、必ず上記どちらかを選ぶのがおすすめです。

画面が切り替わったら、まずは上部の「Number of participants」で希望する参加人数を指定します。
続いて、カレンダーから希望の日付を選択します。日付部分のアイコンや文字は、それぞれ以下の状態を意味しています。
- 黒の太字: 選択可能
- 赤い斜線のアイコン: 完売(Sold out)
- Not available online: オンライン販売枠なし(または未解放)
予約可能な日付(黒の太字)を選ぶと、その下に入場時間のリストが表示されます。
「Available: 〇(残り〇枚)」など、黒字で表示されている空き枠の時間をクリックします。

入場時間を選択後、下にチケットの種類を選択する画面が表示されます。
ご自身の該当するチケットの横にある「+」「−」ボタンで、必要な枚数を指定します。 日本からの一般的な観光客が選択するのは、主に以下の2種類です。
- Full price(18ユーロ): 一般的な大人用のチケットです。基本的にはこちらを選択します。
- Free admission Under18…(0ユーロ): 18歳未満の子供用チケット(無料)です。家族旅行の場合は、子供の人数分こちらを追加します。
※その他のチケットについては「18歳〜25歳のEU市民」「公認ガイド」など、特定の条件を満たす対象者専用の枠となっているため誤って選択しないよう注意が必要です。

枚数指定後「CONTINUE」をクリックします。
チケットをカートに追加するボタンを押した後、「ATTENTION FREE AND REDUCED TICKETS RESERVATION」という大きな赤い文字の画面が表示されます。
エラー画面のようにも見えますが、焦る必要はありません。これは「18歳未満などの無料チケットや割引チケットの対象者は、必ずこのオンライン予約の段階でカートに追加しておく必要がある(事後対応は不可)」というルールの最終確認です。
内容を把握したら、画面右下にある「ACCEPT AND CONTINUE(同意して次へ)」をクリックし、次の画面へ進みます。

同意画面の次は、チケットを利用する全員の名前を入力する画面に進みます。
- Name: 下の名前(例:TARO)
- Surname: 苗字(例:YAMADA)
それぞれアルファベット(ローマ字)で入力します。

全員分の氏名入力が完了したら、「COMFIRM」をクリックします。
DO YOU WANT TO LOG IN?(会員登録しますか?)」という案内が出ますが、「Cart expiration(カートの有効期限)」のカウントされており、登録作業はタイムロスになるため不要です。
そのまま画面を下にスクロールし、「YOU CAN ALSO PROCEED WITHOUT REGISTERING(登録せずに進む)」の下にある入力フォームを埋めていきます。
以下の代表者情報をローマ字で入力します。
- Last name: 苗字(例:YAMADA)
- First name: 下の名前(例:TARO)
- E-mail / Confirm your e-mail: チケットを受け取るメールアドレス(確認用を含めて2回入力)
入力後、下部にある3つのチェックボックスを確認します。 上の2つ(利用規約とプライバシーポリシーへの同意)は赤字で必須項目(Mandatory field)と指定されているため、必ずチェックを入れます。 一番下の「Newsletter(メルマガ購読)」は任意のため、不要な場合は空欄のままで問題ありません。

上記入力後、「CONFIRM YOUR RESERVATION」をクリックします。

ユーロで決済されるため、為替手数料が発生する点は注意しましょう。
カード会社にもよりますが大体3%ぐらいのところが多いです。
決済は「Revolut」や「Wise」がおすすめ!普通のクレカは損
公式サイトで安くチケットを確保しても、一般的なクレジットカードで決済すると2.2%〜3.6%の海外事務手数料が上乗せされ、旅行全体で数万円単位の損になる可能性があります。
海外決済の最適解として、以下の2つを使い分けるのがおすすめです。
① 平日のネット予約に強い「Revolut」
スマホですぐにバーチャルカードが発行でき、平日の決済なら為替手数料が無料です。

② 休日予約・現地決済の最適解「Wise」
Revolutは土日に決済すると1%の割増手数料がかかります。
「仕事休みの土日にまとめて予約したい」「旅行先で曜日や事前の両替を気にせず決済したい」という場合は、いつ決済しても手数料が一定のWiseが圧倒的にお得です。
現地での実店舗決済やATM利用には、Wiseのリアルカードが必須となります。
手元に届くまで1〜2週間かかるため、チケット予約を進めている今のタイミングで発行手続きを済ませておくのが確実です。

公式予約で画面が進まなくなった時のトラブルシューティング
ブラウザにSafariを使用していると相性が良くないのか、次の画面に進めなくなることがありました。
Safariで画面が進まなくなった場合、ブラウザをGoogle Chromeに変更して初めからやり直すことで、無事に次の画面へ進むことができました。
チケット争奪戦の最中にエラーで止まると致命的なタイムロスになるため、最初からChromeを使って予約に挑むのが最も確実な対策です。
公式が完売・買えない場合は「GetYourGuide」等の活用を
「公式の解放日にアクセスしたのに完売していた」「英語のサイトを翻訳しながら進めるのは疲れる」という場合は、日本語対応の旅行サイトでご自身の行く日程の在庫をチェックするのがおすすめです。
筆者自身も、公式チケットの解放日当日に激しい争奪戦とブラウザエラーに巻き込まれ、公式サイトでの購入に失敗しました。
その後、日本の旅行者によく使われる「Klook」を確認したものの、そちらでもすでに希望日は完売という過酷な状況でした。
しかし、最終的にヨーロッパ発のツアー会社である「GetYourGuide」を確認したところ、無事に希望する時間帯のチケットを確保することができました。
公式やKlookが全滅でも、欧州圏に強いGetYourGuideであれば在庫が残っているケースがあります。価格の比較という意味でも両方をチェックしてみることをおすすめします。
「変な日本語訳に悩まされない」「確実にチケットを確保して予定を組める」という安心感は大きいため、公式で手配できなかった場合の最終兵器として非常に頼りになります。
まとめ:販売日当日にスタンバイできるかが最大の鍵
コロッセオの予約は、「30日前のチケット解放日当日にスタンバイできるか」でルートが明確に分かれます。
- 公式サイト: 30日前のチケット解放日時に合わせて、確実に行動できる方向け。エラー対策としてSafari以外のブラウザの使用が必須レベルです。
- Klook / GetYourGuide: 公式サイトの争奪戦で買えなかった方や、外国語での予約・システムエラーが不安な方向けの代替案。特にGetYourGuideは在庫が豊富で見つかりやすい傾向にあります。
まずは公式サイトの空き状況を確認し、もし売り切れていたりエラーで進めなかったりした場合は、旅行サイトから納得のいく手配を進めるのが得策です。




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