「昔から使っているから」「会社指定だから」という理由だけで、なんとなく同じ銀行を使い続けていませんか?
メインバンクは、一度設定すると何年もそのまま使い続けるもの。
だからこそ、
- できるだけ普通預金の金利が高い銀行を使いたい
- 振込やATMの手数料もできるだけ払いたくない
という方におすすめしたいのが、東京スター銀行です。
2026年8月から、東京スター銀行の「スターワン円普通預金」は、給与または年金の受取口座に指定することで、年0.90%(変動金利・税引前/税引後0.7171%)の優遇金利が適用されるようになりました。
通常金利は年0.40%のため、給与受取という比較的簡単な条件だけで金利を大きく引き上げられます。
この記事では、実際に東京スター銀行をメインバンクとして使っている筆者が、2026年8月からの新しい金利優遇プログラムを踏まえて、メリット・デメリットとおすすめの使い方を紹介します。
【安心できる?】東京スター銀行の知名度と信頼性について

「東京スター銀行って、あまり聞かないけど大丈夫?」
高金利を聞くと、その銀行の安全性に疑問を持つのは自然なことです。結論から言えば、東京スター銀行は安心して利用できる銀行です。
メガバンクのような知名度はありませんが、その分、他行にはない高金利やサービスを提供することで、私たちの資産形成をしっかりサポートしてくれる銀行です。
条件の緩さが魅力!給与受取だけで普通預金金利が年0.9%

東京スター銀行の最大の魅力は、スターワン円普通預金の金利の高さと、その優遇条件の緩さにあります。
2026年8月1日からの金利優遇プログラムでは、給与・年金の受取口座に指定すると、普通預金金利が年0.9%(変動金利・税引前)となります。
通常金利は年0.4%なので、給与受取という日常的な条件を満たすだけで、金利を大きく引き上げることができます。
また、東京スター銀行では条件によって最大年1.05%まで金利を高めることもできます。
ただし、筆者としては最大1.05%を無理に狙うよりも、給与受取だけで0.9%を獲得する使い方がおすすめです。
理由については、このあと詳しく解説します。
メリットの核心:給与受取だけで年0.9%を狙える
金利優遇を受けられる銀行は他にもありますが、東京スター銀行の大きなメリットは、給与・年金の受取口座に指定するだけで年0.9%を狙えることです。
特定の「経済圏」のサービスをいくつも契約したり、毎月複雑な条件を管理したりする必要はありません。
給与受取口座を東京スター銀行へ変更してしまえば、日々の生活の延長線上で高い普通預金金利を狙えるのが魅力です。
個人的には、今回の金利優遇プログラムで最も魅力的なのがこの条件だと感じています。
エムアイカードの引き落としでも年0.9%
給与受取以外では、エムアイカードの引き落とし口座を東京スター銀行に設定することでも年0.9%を狙えます。
エムアイカードとは、三越伊勢丹グループのクレジットカードです。三越や伊勢丹などでの買い物に強く、対象カードでは三越伊勢丹グループ百貨店でポイント優遇を受けられるのが特徴です。
すでにエムアイカードを利用している方や、給与振込先を変更できない方にとっては便利な選択肢です。
ただし、筆者としては年0.9%のためだけにエムアイカードを新しく作ったり、メインカードにしたりする必要はないと考えています。
給与受取で0.9%を確保しておけば、クレジットカードは還元率や特典を比較しながら、自分が好きなカードを自由に選べます。
そのため筆者としては、
「東京スター銀行は給与受取で0.9%を狙い、クレジットカードは好きなものを使う」
という使い方がおすすめです。

最大年1.05%も狙えるが、無理に目指す必要はない
東京スター銀行では、以下の3つの条件が用意されています。
- 給与・年金受取口座に指定:年0.9%
- 資産運用商品を300万円以上保有:年0.45%
- NISA口座を保有し、投資信託を購入:年0.45%
さらに、上記3条件のうち2つ以上を達成すると年1.05%となります。
ここで注意したいのが、「0.45%がさらに上乗せされて1.35%になる」という仕組みではないことです。
給与受取だけなら0.9%、そこから別の条件を追加して2条件を達成すると1.05%なので、実質的な差は0.15ポイントです。
もちろん条件を自然に満たせるのであれば1.05%を狙うに越したことはありません。
しかし、筆者としては普通預金金利を0.15%上げるためだけに、資産運用先やNISA口座まで東京スター銀行に合わせる必要はないと考えています。
資産運用商品300万円以上は「金利目的」で狙わない
資産運用商品を300万円以上保有することでも条件の一つを満たせます。
ただし、普通預金金利を0.9%から1.05%へ上げることを目的として、300万円もの資産運用先を決めるのは本末転倒だと考えています。
もともと東京スター銀行で利用したい資産運用商品があり、結果として条件を満たすのであれば問題ありません。
しかし、金利優遇を受けるためだけに無理に狙う条件ではないでしょう。
NISAも0.15%のために移す必要はない
東京スター銀行でNISA口座を保有し、投資信託を購入することでも条件の一つを満たせます。
こちらも、もともと東京スター銀行でNISAを利用したい方にはメリットがあります。
一方で、筆者としては普通預金金利を0.9%から1.05%へ引き上げるためだけにNISA口座を移すのはおすすめしません。
NISAは長期的な資産形成に使う重要な口座です。
商品ラインナップやサービスの使いやすさなども含めて考えると、楽天証券やSBI証券など、自分が使いやすい証券会社を選ぶ方が重要だと考えています。
銀行の普通預金金利と、長期の資産運用先は分けて考える。
これが筆者のおすすめです。
他行振込は月5回・提携ATMは月8回まで実質無料!
日々の使いやすさもメインバンクの決め手となります。
給与振込口座に指定するなど一定の条件を満たすと、以下の手数料優遇が受けられます。
なお、手数料は引き落としの翌月最初の営業日に全額キャッシュバックされる「実質無料」の仕組みです。
これだけの回数まで無料対象となれば、日常の取引で手数料を気にすることは大幅に減るはずです。
後悔しないために!東京スター銀行のデメリットと筆者の対策
自動振込機能に手数料がかかる
東京スター銀行では、毎月自動で他行へ振り込む自動振込機能が備わっているものの、所定の手数料が発生してしまいます。
【筆者の対策】
力技ですが、筆者は毎月手動で振込を実施しています。
しかし、もし毎月多くの定額振込が発生するのであれば不便さを感じる可能性があるため、振込手数料の無料枠が豊富な他行の利用を併せて検討するのも一つの方法です。
手数料が「実質」無料である点
手数料は翌月キャッシュバックとなるため、一時的に口座残高から手数料を支払う必要があります。
また、「手数料無料回数残り〇〇回」といったリアルタイムの分かりやすい表記がないため、回数を把握していないとうっかり手数料が発生したまま(無料枠を超過したまま)になる可能性もあります。
【筆者の対策】
手数料が戻るまでのタイムラグをあらかじめ理解しておくことが大切です。
また、当月のATM利用や振込回数が多いと感じた月は、こまめに入出金明細で回数を確認するよう心がけています。
筆者のシンプルな使い方テンプレート
- 給与振込口座:東京スター銀行に指定して年0.9%の優遇金利を狙う。
- 貯金・生活費:金利の高い東京スター銀行に資金を集約。
- クレジットカード:自分に合った高還元カードや特典のあるカードを自由に選ぶ。
- NISA・資産運用:普通預金の+0.15%を目的に東京スター銀行へ集約せず、自分に合ったサービスを選ぶ。
筆者としては、
「東京スター銀行は高金利な銀行として使い、クレジットカードや投資は別で最適化する」
という使い方が最もシンプルでおすすめです。
【結論】東京スター銀行はこんな人におすすめ!賢い銀行選びの始め方
東京スター銀行がおすすめなのは、次のような方です。
- 給与振込口座を変更できる人
- 複雑な条件なしで高い普通預金金利を狙いたい人
- クレジットカードや証券会社を特定の経済圏に縛られたくない人
- ATMや振込手数料もできるだけ抑えたい人
東京スター銀行では最大年1.05%まで普通預金金利を高めることができます。
しかし、筆者がおすすめするのは最大金利を追いかけることではありません。
給与の受取口座を東京スター銀行にするだけで年0.9%。
ここまでを東京スター銀行に任せて、クレジットカードは好きなカード、NISAや投資は自分に合った証券会社を使う。
「銀行は銀行、クレカはクレカ、投資は投資」でそれぞれ良いサービスを選ぶ。
これが、現在の東京スター銀行をメインバンクとして活用するうえで、筆者が最もおすすめしたい使い方です。
銀行の切り替えは最初こそ少し手間がかかりますが、一度給与振込先を変更してしまえば、その後は大きな手間なく高金利の恩恵を受けられます。
「なんとなく」でメインバンクを使い続けている方は、この機会に一度見直してみてはいかがでしょうか。
▼金利の高さよりも特典を重視する方にはJRE BABKもおすすめ



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